duality あとがき

後日談、第二弾です。
もともと、本編である『部室内のディクテイター』は、主人公ではなく第三者がMというコンセプトで書きはじめたものでした。
Mな先輩とSな後輩。
そこに主人公が居合わせる、という。
書いてみたら思った以上に書きやすく、主人公も結果としてSでもありMでもあるという形となりました。
本編では、どちらかというとSな後輩である藍花を主眼に置いた形でしたが、今作はSとMの両面を持った奈緒を主眼におきました。
SとMの間で揺れる奈緒のお話は、本編の終盤にあった奈緒と藍花のやりとりの中で、何となくイメージとしてあったものを形にしたものです。
（後日談を書くことを想定していたわけではないのですが…）
イメージしていた内容については、だいたい形にできたかな、と思っています。
書きながら思いついたネタも少し盛り込んではいますが、これ以上続けてもダラダラしたものになってしまうかもしれないとの危惧から、あのような終わり方としました。
盛り込まなかったネタとしては。
・部長であることがバレない形で、他の部員の前で羞恥プレイをさせる
・ほかの1年生（あるいは2年生）を招き入れて、その部員の前で調教
・部長と奈緒（M）をお互い競わせるような形で、藍花が調教する
などなど。
これらは、別作品（OL物語の後日談あたり？）の中で、活かせたらと思っています。
今後についてですが、前回のあとがきに書いた3つ、
・負けの快感に魅入られてしまった天才剣道女子のお話
・自らの才能や立場を部下に奪われてしまう女魔導師のお話
・教え子を好きになってしまった女教師が、その子に翻弄されながら堕ちていくお話
このうちの1つを書ければ、と思っています。
2つ目の『女魔道士』のプロットを書いてみたのですが、長くなりそうなのと、ファンタジー系は初のため、完成に時間がかかりそうなので、少し躊躇してます。
他2つ（特に女教師）についても、できればじっくり取り組みたいという思いもあり…
他作品の後日談も書きたいのですが、なかなかまとまった時間が取れず…
忙しい時に限って書きたいネタが思い浮かぶというのも、嬉しいような歯痒いような感じです。
今はネタ帳に書き留めておいて、時間が取れた時に少しずつ書ければと思っています。
せっかくいただいたコメントも、返信が遅くなってしまうことがあり、申し訳なく思っています。
更新頻度もまちまちですが、何卒ご容赦ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後とも、逆転少女をよろしくお願いいたします。