Magic stone 最終話

巨大魔石に関する一連の調査が終わった。
調査結果と、それを基にした軍事や産業への活用方法等について、展望をまとめる。
これらを魔術機関の上層部に報告すれば、私の長官としてのポストは確実なものとなるだろう。
とっても、途中からはソフィーに主導権を握られ、私はほとんど彼女の言いなりになってしまっていただけだが…
長期間滞在した出張所を離れ、魔術機関へと戻る。
ここに来る前は、まさかこんな未来が待っているとは夢にも思っていなかった。
ソフィーという、魔石使いの女性。
どこか幼さの残る、かわいらしい顔。
その下には、恐ろしい魔物が潜んでいたのだ。
彼女と出会ってから、私の人生は大きく狂ってしまった。
稀代の魔術師として将来を嘱望されていたマーティナという人物は、もう存在しない。
湧き出るほど豊富にあった魔力はソフィーへと吸い取られ続け、もはや枯れかけていた。
一生涯をかけて、一つ習得できるかどうかといわれる高位魔術。
私はそれらを何種類も習得してきた。
才能だけではない、血の滲むような努力があって、ようやく習得することができたのだ。
それらも、もはや一つもまともに使うことはできなくなっていた。
出会ったころは圧倒的だった、私とソフィーとの実力差。
徐々にその差は無くなっていき、ついには逆転。
私から奪った魔力と魔術によって、ソフィーはかつての私ほどの能力を備えていた。
いや、自分の欲望のために躊躇いもなく高位魔術を行使する彼女は、かつての私以上に恐ろしい存在となってしまっていた。
そんな彼女に対して、文字どおり搾りカスとなってしまった自分が、敵うはずもなかった。
魔術機関へと向かう私たち。
私の前を歩く、得意げなソフィー。
大きな荷物を持った私が、ソフィーに遅れまいと後に続く。
知らない人が見たら、どちらが上官で、どちらが部下に見えるだろうか。
魔術機関に到着する。
上層部に、調査結果を報告する。
巨大魔石の秘めた力と、その可能性について。
私の報告を聞いた上層部が、驚きの声をあげる。
私の話が本当なら、これからこの国は大きく変わる。
それほど、巨大魔石の持つ力は大きかった。
報告した内容自体は、事実だった。
ただ、それはあくまで調査結果の一部だ。
本当に大事なことは、報告内容には含まなかった。
この国だけでなく、あるいは世界ごと変えてしまうほどの事実。
それを知っているのは、私とソフィーの二人だけ。
私の後ろに控えるソフィー。
さすがに、魔術機関内では私の部下としての態度を崩さなかった。
私から能力を奪い、巨大魔石のもつ秘密を知り、それを使って何を企んでいるのか。
考えても分からない。
分かっているのは、そのために私はこれからも彼女に利用されるのだろう、ということ。
分かっていても、どうしようもなかった。
すでに、私の身も心も、彼女に支配されてしまっているのだ。
彼女に貢ぎ、尽くし、その見返りとして屈辱的な扱いを受ける。
それが今の私にとってのすべてだった。
上官たちに、労いの言葉をかけられる。
これで、正式に私の昇進が決まった。
本来なら、非常に喜ばしいはずなのだが、気持ちは暗かった。
報告を終えた私たちは、会議室を後にした。
廊下ですれ違う、同僚や部下たち。
皆、キラキラとした目で私を見ている。
彼女たちに、笑顔で応える。
そんな私を、意味ありげな笑みを浮かべて眺める、ソフィー。
「それじゃあ今夜、約束の時間にお待ちしていますね。必ず来てくださいね、マーティナ長官?」
二人きりになった時、それだけ言って、ソフィーは去っていった。
その夜。
「いいわ、マーティナ。もっと舐めなさい。そう、そうよ…」
私は、ソフィーの部屋に居た。
士官クラスである私と違い、ソフィーのような一般職員は寮に住んでいるものが多い。
一枚の壁を隔てた先には、他の女子職員がいる。
椅子に腰掛けたソフィーが、私を見下ろしている。
ソフィーの上半身は私の上級士官の服を着、下半身は何も纏っていない。
私は、例の服従の首輪と、貞操帯のみを身につけている。
もはや、服従の首輪などなくても、ソフィーに逆らうことなどできない。
しかし、ソフィーは私にそれをつけることを好み、私もそれをつけることで、被虐心が刺激された。
剥き出しになったソフィーの下半身に、私は四つん這いの姿勢のまま、舌で奉仕をした。
くぐもった声を上げながら、ソフィーが体を震わせる。
「気持ちよかったわ、マーティナ」
そう言って、私の頭を撫でる。
ソフィーに撫でられた所が、甘く痺れていく。
私の下腹部が、ヒクヒクと反応する。
「ご褒美、欲しい?」
「は、はい、欲しいです」
卑屈な目で見上げる私を見て、ソフィーが満足そうに笑う。
ソフィーが指を鳴らす。
部屋の風景が歪み、別の風景が形作られていく。
これは…
今日の、報告会を行った部屋。
部屋だけではない。
報告会に出席していた面々もいる。
皆、驚いた表情で、こちらを見ている。
「マーティナ君、これはどういうことだ?」
長官の一人が、険しい顔をして問い詰めてくる。
「こ、これは、違うんです。そ、その…」
手で体を隠す。
「そんな格好をして。それに、その下着のようなものは何だ?まさか、貞操帯…」
「こ、これは…」
「ん、ちょっと待ってください、長官。マーティナさんの首にあるものって…」
とっさに首輪を手で隠す。
「まさか、服従の首輪では…ビーストテイマーが猛獣につけているのを見たことはあるが、人間がつけているところなど、見たことがない」
どよめく人々。
「マーティナ君、まさか君に、そんな趣味があったとはな」
驚きと失望の混じった視線。
「きちんと説明してもらおうか、マーティナ君。場合によっては、君の昇進の話にも影響してくるぞ」
うろたえる私の横でソフィーが再び指を鳴らした。
私の秘部に入れた魔石が振動する。
振動だけではない。
魔石を通して、情欲を高める魔力がソフィーから送られてくる。
「あっ、くぅっ…」
腰が、自然と動いてしまう。
必死に抗うが暴力的なまでの性欲が、下腹部から全身に広がっていく。
理性が剥ぎ取られ、エッチなことしか考えられなくなっていく。
「マーティナ様」
ソフィーの声。
「皆様に、本当のマーティナ様を見ていただきましょう。才能に恵まれ、将来を約束された稀代の天才魔術師。そのマーティナ様の真の姿を。快楽と引き換えに全てを差し出してしまった、哀れな一匹のマゾ犬に成り果てたマーティナ様を、皆様に知っていただくのです」
「そ、そんな、あぅっ…」
皆が見ている前で、そんな…
「ご主人様の言うことを聞きなさい、ヘンタイマゾ!」
「ああぁぁぁっ!」
その言葉で、全身に電気が走る。
「マゾ犬の分際で、ご主人様に口ごたえするのですか?そんな子は、もう飼ってあげませんよ?」
耳元で囁かれる。
ゾクゾクする。
もう、何も考えられなくなる…
「ほら、皆さんがあなたの報告を待っていますよ?部下に負けて、全てを失った惨めな負け犬報告、マゾ犬のマーティナ様なら、できるでしょう?」
報告会に参加している、上層部をはじめ、機関の主だった面々。
その前で、私は自らの性癖を告白する。
そして、部下であるソフィーに、マゾ犬として飼育されていることを報告する。
軽蔑、憐れみ、失望、好奇、怒り、悲しみ。
様々な感情を浮かべる面々の前で、私は盛大に達した。
ソフィーの部屋。
気づくと、元の風景に戻っていた。
「これからたっぷりとその脳に負け犬としてのよろこびを刻み込んであげる。貴重な魔術の知識が入っていたけど、ろくな魔術も使えない今のあなたじゃもう宝の持ち腐れでしょう?私に貴重な知識を提供してくれたお礼に、マゾとしての快楽で上書きしてあげる。私はあなたから奪ったこの知識や魔力、魔術を使って、のし上がらせてもらうわ。あなたは私のすぐ近くで、本来あなたが手に入れるはずだったものを私が手に入れていく様を見続けるの。嬉しいでしょ?」
「う、嬉しいです…」
~数年後~
マーティナの能力を奪ったソフィーは、立場のある者を油断させ、弱みを握り、あるいは籠絡していった。
表舞台に出ることはないが、着実に権力を強めていく。
ある権力者を自宅に招くソフィー。
どちらかというと、対立した関係にあるはずの彼女に、協力を要請する。
訝しく思った権力者は当然断るも、彼女の弱みを握っていることを暗にほのめかすソフィー。
彼女は少しうろたえたが、それでもソフィーの申し出を断る。
残念そうな顔をしたソフィーだったが、ドアの外に向かって手を叩く。
ソフィーの召使いが、部屋に入ってくる。
召使いと一緒に入ってきたのは、彼女にリードを引かれながら四つん這いの姿勢で進む、全頭マスクをつけた全裸の女。
訝しむ客人。
ソフィーが、彼女のマスクを剥ぎ取る。
客人は、目を疑った。
彼女が密かに想いを寄せていた、あの魔術師がそこにいた。
恥ずかしそうにするマーティナ。
動揺している客人に対し、ソフィーが囁く。
私に協力してくれるなら、一晩だけ彼女を好きにしてもいい、と。
客人は、思わず喉を鳴らす。
マーティナの、媚びを売る様な視線、扇情的な仕草…
理性を失った客人は、マーティナに飛びつく。
己の欲望を剥き出しにした客人の浅ましい姿。
それを、ソフィーは映像の魔石へと記録していく。
こうして、また一人、ソフィーに逆らえない人物が増えた。
かつて、その名を国中に轟かせ、将来を期待された稀代の魔術師、マーティナ。
異例のスピードで昇進を続ける彼女が、いずれは機関を、国を背負って立つ人物になると、誰もが信じていた。
しかしなぜか、マーティナはその職を辞してしまう。
周囲は大いに驚き、考え直すよう彼女を必死に説得するも、無駄だった。
引き継ぎが終わった頃、突然その姿を消してしまう。
代わりに、魔石使いのソフィーが、表舞台に立つようになる。
彼女の強引なやり方に反発する者も少なくなかったが、なぜか彼女が強く問われることはなかった。
そして何より、驚くほどの魔力と、高位魔術を含めた様々な種類の魔術を備えていたのだ。
なぜ、その能力を今まで隠していたのか…
やがて組織の上層部へと上り詰めていくソフィー。
ソフィー長官の黒い噂が出回る。
汚職、脅し、女性を監禁している等。
ソフィーの反対勢力である派閥に属している、かつてのマーティナの部下、ヘレン。
彼女は上の命令で、その調査に乗り出した。
ソフィー長官の息のかかった連中に感づかれないよう、慎重に…
そして、決定的な証拠を掴む。
ソフィーの別荘に乗り込むヘレンたち。
そこには、ソフィーのハーレムがあった。
あられもない姿の若い女性たちが、突然の来訪者たちに慌てふためく。
ヘレンはそこで、ある一人の女性を見つける。
ハーレムの女性たちに仕え、身の回りの世話をしている召使い。
変わり果てた姿になった、かつての上司を見つけたヘレンは、彼女を救出した。
やがて、全てが明るみに出、ソフィーは逮捕された。
機関の立て直しを図るヘレンたちだったが、ソフィーの影響はあまりにも大きすぎた。
ソフィーの息のかかった人が、思っていた以上に広範囲に渡っていたという点。
今回の汚職によって、機関に対する世間の目がかなり厳しくなったという点。
そして何より、他の追随を許さない魔術師としての実力と、資産、人材を抱えたソフィーの影響力は、本国だけでなく、他国にも強い影響力を持っていたという点だ。
ソフィーの工作によって、ソフィーがほぼ独占する形となっていた、巨大魔石の魔力。
その魔力は、産業の中枢にも影響していた。
その恩恵を受けている者も多く、巨大魔石への対応については非常に紛糾した。
国の監視の元で有効活用すべきと主張する者もいれば、危険極まりない巨大魔石を破壊してしまうべきだと主張する者もいた。
実際、何度か事故が起きていた形跡はあったが、表に出ないよう、ソフィーが全て揉み消していたようだった。
結局、巨大魔石の影響が大きすぎること、そもそも巨大魔石を破壊するだけの技術もないことなどから、段階的に巨大魔石からの魔力抽出を減らしていくことに決まった。
最終的に、巨大魔石を改めて封印することになるが、予断を許さない状況だ。
ただ、悪いことだけではなかった。
ヘレンたちの尽力もあり、ソフィーに施された契約の魔術が解かれたマーティナ。
マーティナ自身の同意があったとはいえ、半ば強引に結ばせた契約には綻びもあった。
何重にも重ねられた契約の魔術。
その綻びから、一つひとつ、丁寧に解除していった。
少しずつ、少しずつだが、かつての力を取り戻していくマーティナ。
そんなマーティナに、期待の眼差しを向ける人々もいれば、蔑んだ目で見る人々もいる。
ソフィーの一件は、マーティナがソフィーに能力を奪われたことが原因でもあるのだ。
マーティナに向けられる視線が厳しいのも、無理からぬことだった。
それでも…
この厳しい現状において、かつて稀代の魔術師と呼ばれた彼女の存在は、魔術機関の人間にとって、いや、この国の人間にとって、希望の光でもあったのだ。
今は、まだあるか無きかの、弱弱しい光ではあるが…
もう一つ。
世間には公開されていないが、マーティナの抱えた問題があった。
ソフィーに植え付けられたトラウマだ。
強烈な刺激によって、繰り返し繰り返し植え付けられたトラウマは、なかなか消えることはなかった。
治療の甲斐もあって、普段は落ち着いてられるようになったが、ある時不意にトラウマが蘇ってくるのだ。
そんな時は、ヘレンがその相手をする。
激務で、なかなか湯あみをすることもできないヘレン。
そのヘレンに跪き、彼女の片足を両手でもつマーティナ。
靴を脱がし、ヘレンの足裏を自らの鼻に押しつける。
ヘレンにとって、蒸れた足のニオイを嗅がれるのは未だに慣れないことだった。
しかし、彼女のトラウマを鎮めるには必要なことなのだ。
靴下のニオイを堪能したマーティナに、靴下を脱がされる。
ヘレンの素足が露出する。
そこに、マーティナが舌を這わせる。
くすぐったいような、恥ずかしいような。
かつての彼女の姿を思い出す。
才覚に溢れ、他を寄せ付けないほどの魔術を持ち、それでいて努力を怠ることなく。
それだけではない。
整った顔立ち。
恵まれた体型。
長くて綺麗な髪。
同性ですら、彼女に憧れの念を抱くものは多かった。
アリエッタ、エルヴィナがそうだし、シンディアも口には出さなかったが、憧れていたのは明らかだった。
そして何より、ヘレン自身も、そのうちの一人だったのだ。
そんなマーティナに、蒸れた足のニオイを嗅がせたり、汚れた素足を舐めさせている。
一瞬、倒錯的な感情が首をもたげるが、すぐに頭を振って追い出した。
あの時…
マーティナが巨大魔石の調査を命じられた時、本当はヘレンが同行するはずだった。
村に向かう道中で、暴漢に襲われて…
あの暴漢は、ソフィーの差し金だったのだろうか。
未だにそれは分からない。
ただ、『私が怪我をしなければ、調査に同行できていれば、彼女をこんな目に合わせずに済んだのだ』という思いは、ヘレンの胸の奥で、ずっとヘレンを責め続けていたのだ。
「ヘレン、お願い…」
恥ずかしそうに、上目遣いで私を見るマーティナ。
「分かりました。それでは、お尻をこちらに向けてください」
マーティナが、やはり恥ずかしそうにしながら、お尻をヘレンに向ける。
大きなお尻。
かつて、ある種の後めたさとともに、密かに抱いていた憧れ。
今も、ほんの少しだけ形を変え、ヘレンの胸の中に大切に仕舞われている。
「じゃあ、行きますよ、マーティナ様。きちんと数えてくださいね」
「う、うん。わかった」
手のひらで、大切な女性のお尻を優しく撫でる。
そして、手を大きく振りかぶる。
手を振り下ろす度、部屋に大きな音が響き渡り、彼女が呻き声をあげる。
振り下ろした手が痺れるが、お構いなしに、再び手を振り上げる。
このお尻を、ソフィーは何度も何度も叩いたのだろうか。
嫉妬のような、黒い感情。
そんな自分に対し、情けないような、悲しい気持ちになる。
自分のこの想いは、報われることはないだろう。
マーティナをこんな目に合わせてしまった自分が、許されていいはずはないのだ。
でも、残りの人生を、少しでもこの人のために使うことができたら。
少しでも、この方の心を癒すことができたら。
手を振り下ろすたび、叩かれた数をカウントするマーティナ。
何度目の時だろうか。
マーティナが、体を震わせ始めた。
そのまま、呻き声を上げながら、床に突っ伏すマーティナ。
これで、またしばらくはこのお方のトラウマも鎮まるだろう。
時計を見る。
そろそろ、会議の準備をしなければならない。
やることは山のようにあったが、むしろそれがありがたかった。
作業をしている間は、余計なことを考えなくて済むのだ。
マーティナが起き上がる気配。
「会議の準備をしてきます。マーティナ様は、会議の時間までゆっくりなさってください」
マーティナの方を見ずに言った。
まだまだ先は長いが、少しずつ、少しずつ状況は良くなっている。
いつか必ず、マーティナが本来の力を取り戻す日が来る。
その時が来るまで、私は自分ができることをするだけだ。
そうすることが、私にとっての使命であり、義務であり、救いだった。
大きく息をついて、部屋のドアノブに手を伸ばす。
部屋を出ていこうとした瞬間、背中に軽い衝撃があった。
背後から抱きしめられる。
聞こえるか聞こえないかというほどの、小さな声。
背中に、温かいものを感じた。
少しずつ、それが広がっていく。
このまま、大好きな人の温もりを感じていたい。
振り返って、抱きしめてあげたい。
頭を優しく撫でて、「大丈夫ですよ」と言ってあげたい。
ほんの一瞬だけ、そんなことが頭をよぎった。
「それじゃあ、行ってきます」
それだけ言い残し、部屋を後にした。
部屋を出て、会議室へと向かう。
かつては多くの職員で賑わっていたこの建物も、今はどこか閑散としている。
いつか。
いつか、再びあの頃のような賑わいを取り戻すことができたなら、その時は…
そんなことを考えている自分に気付き、自嘲する。
湧き上がってきた感情をそっと仕舞い、これから行う会議の議題について、思いを巡らせ始めた。

コメント

  1. stt より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いつも楽しく拝見させていただき、ありがとうございます。
    今回のMagic Stoneも長編ですが毎週更新が待ち遠しく良かったです。
    ただ、最終話は立場(階級)が入れ替わってマーティナがソフィに落ちるところまで落とされる結末を見てみたかったかな?と思いました。
    失礼ながら番外編でもいいので見てみたかったです。
    次の作品も楽しみにしています。

  2. slowdy より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > sttさん
    コメントありがとうございます!
    魔術機関へ帰ってきたあと、マーティナをどこまで貶めるか、というのは悩んだ箇所でした。
    マーティナに対して非情に徹しきれなかったのもありますが、初めてのファンタジーかつ長編となってしまい、少し息切れしてしまったというのもあります。
    ただ、sttさんのおっしゃる様に、立場が入れ替わってからの責めというのも大事だったなぁ、と、今にして思います。
    今回の作品を通して得られたものもあり、次回作へと活かして行けたらと思っていますので、今後とも、何卒よろしくお願いします!