唯一無二の Voice Work あとがき

前作の公開から期間が空いてしまい、大変お待たせいたしました。

ツイッターでも書きましたが、前作の『Magic stone』を書き終えてから、今作のプロットを書き始めました。
仮タイトルは『OLと姪』。Sに目覚めた姪に調教されるお話です。

幼い日に、主人公のヒミツを目撃してしまう姪。
そのことがキッカケとなり、二人はそれぞれMとして、Sとして目覚めていく。
数年後、法事で姪親子が泊まりに来ることになる。
再開した二人は、親たちに隠れながら…というのが当初の内容でした。

当初、音声作品は序盤の『きっかけ』でしかなく、もともとは『親たちに隠れながら、恥ずかしいことをさせられる』というコンセプトでした。
親たちの近くで、バレるかバレないかのギリギリのところで。
勉強を教えている風を装いながら、実は姪に奉仕させられていたり。
一緒にスマホで動物の動画を観ている風を装いながら、実は姪が撮影した『ペットプレイ中の主人公の動画』をみせられていたり。
姪たちが帰宅した後も、ビデオ通話を通して調教が続いていたり。

書いていくうちに、内容が『音声作品』寄りになり、最終的に今回の形になりました。

仕事のほうで大きな動きがあり、書いては中断し、中断しては再開し、の繰り返しでした。
「このままでは未公開のまま終わってしまうのでは」という焦りや、新たに思いついたプロットも書き進めたいという思いもあり、どうにか公開できる形にしました。

これまでの作品にはなかった要素を盛り込めたという満足感と、もう少し丁寧に書くべきだったのではという若干の後悔と。
叔母と姪という関係性や、OLという職業、日常シーンなど、もう少し設定を活かせたら。
及川の登場も、唐突になってしまい…

ともあれ、世に送り出すことはできました。

『音声作品』を主テーマとして書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
音声のみで世界を表現する音声作品は、漫画や小説とはまた違った魅力があります。
小説には小説にしかない魅力があるように、音声作品にしかない魅力。
エッチな作品だけでなく、YouTubeや販売サイト等では素敵な音声作品がたくさんあります。
私はよく、寝る前に『囁き』や『寝かしつけ』の作品を聴いています(笑
いい時代になったものだ…

今作の中で、二人の女の子から交互に責められたり、カウントダウンされるシーンを書いてみましたが、なかなか難しく。
機会があれば、もうすこしじっくりと取り組んでみたいなと思いました。

いつか、自分の書いたプロットの音声作品を出してみたいと思っているのですが、思い始めてから何年も経ってしまいました。

次回作ですが、今考えているのは、パトロール隊のエルフの話です。
部族で1、2の腕前を誇るエルフには、人には言えない悩みがあった。
昔、とある任務中に受けた魔術の影響で、新月の夜になると『耐えがたい情欲』に襲われる身体になってしまったのだ。
人知れず、苦しみに耐える彼女。
部下を訓練しつつ、パトロール活動に精をだす彼女に、ある者の討伐命令が言い渡される。
それは、かつて彼女に魔術をかけた、女魔法使いだった。
部下二人を引き連れて、女魔法使いの住処を襲う。
エルフたちに取り囲まれ、命乞いをする女魔法使い。
エルフは、助命する代わりに、かつて自身が受けた魔術を解くよう命じる。
エルフの命令に従うフリをしつつ、女魔法使いは彼女をワナにはめる。
逆らうことのできなくなった彼女は、部下たちの見ている前であられもない姿を晒し…
という内容です。

ファンタジー系ですが、あまり世界観や設定にはこだわり過ぎず、気軽に楽しめるような内容にできればと思っています。
その後の展開も考えてありますが、まずはここまでの内容を完成させてから…

また、別のプロット(Magic stoneの女騎士版)もあるのですが、着手したら完成までにかなり時間がかかりそうで…
最初から長編として書くのではなく、短編という形でいくつかのお話に分けて、コンスタントに公開していくほうがいいのかな、なんて思い始めています。

他には、作品メモとして
『下位の種族に支配される上位種族の話』
『Mカップルが刺激を求めてSな後輩を呼んだ結果、取返しのつかないことになる話』
『教え子に翻弄される女教師の話』
『負けグセのついた天才剣道少女の話』
等々。

ブログのリニューアルについても、もし見づらかったり、気になる点などあれば、教えていただけると大変助かります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
今後とも、逆転少女をよろしくお願いいたします。

コメント

  1. デンジ より:

    相変わらず素晴らしいクオリティの作品をありがとうございます!
    正直このブログの影響で年齢や立場の下の女に弄ばれる女が性癖になったので新しい作品が読めるのが非常に嬉しいです。
    一番好きな作品はMagic stoneでファンタジー世界故のプレイではない、人権のない本当の奴隷にされている感がとても良かったです。
    また新しい作品が読めるのを楽しみにして、これからも応援していきます!!

    • slowdy より:

      >デンジさん
      ありがとうございます!
      Magic stoneは初めてのファンタジー作品でしたが、気に入っていただけて嬉しいです。
      ファンタジーは自由度が高い分、設定や加減がむずかしく…
      前回の反省点を活かしつつ、ファンタジー世界ならではの面白さを『パトロール隊のエルフ』や『女騎士版』で書いていけたらと思っています。

      応援、ありがとうございます!
      更新頻度は遅いですが、これからも投稿していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

  2. ライム より:

    お忙しい中、唯一無二のVoiceWorkの執筆お疲れさまでした!
    更新日を楽しみにしてすぐに読破いたしました。
    今回の作品は、タイトルにVoiceが含まれているとおり肉体的な責めよりも精神的(言葉責め)に重きが置かれていると感じました。

    姪の言葉遣いが優しいものから凛とした厳しいものに変わっていく描写がとてもよかったです。

    次回予定作(パトロール隊のエルフ)にも期待いたします!
    個人的には、slowdy様の作品で「Magic stone」が一番好きなので、(Magic stoneの女騎士版)もご検討されているという点はとても嬉しく思います!

    いつまでも待っておりますので、無理をしないペースで執筆活動を続けていただければ読者としては幸せです。

    • slowdy より:

      >ライムさん
      ありがとうございます!
      志穂の言葉遣いが変わっていくことで、二人の立場が変化していく様を表現できれば、と思いながら書きました。
      プロットの段階では肉体的な責めもあったのですが、二人の年齢差を考えると、今回のような形がちょうどよかったのかな、なんて、今になってですが思います。

      言葉だけで相手を支配する(される)というのは、相手に触れるわけではない分、確かに精神的というか、よけいに想像力を掻き立てるのかもしれません。

      >いつまでも待っておりますので、無理をしないペースで執筆活動を続けていただければ読者としては幸せです。
      そう言っていただけると、本当にありがたいです…
      次回も楽しんでいただけるような作品をお届けできればと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

  3. セロリ より:

    いつも楽しく読んでいます!
    今作もめちゃくちゃ良かったです!
    ありがとうございます!

    • slowdy より:

      >セロリさん
      ありがとうございます!
      そう言っていただけると、書いた甲斐があります。
      次回作も楽しんでいただけるよう鋭意作成中ですので、ぜひ、よろしくお願いします!

  4. ロム より:

    こんばんは、だいぶ遅くなってしまいましたが読ませていただきました。
    個人的には真由美が志穂にマゾバレするシチュがとても好きです。
    あとは及川の妹が出てきたのもよかったと思います個人的に2対1のシチュが好きなだけなんですが(笑)(Mが一人でもSが1人でも)
    カウントダウンで追いつめられる様にドキドキしてしまったので他でも導入してほしいと思いました。
    作品メモ欄の作品もどれも読みたいものばかりなのでいつか書いていただけたらと思います。

    • slowdy より:

      >ロムさん
      いつもありがとうございます!
      2対1のシチュは、私も好きです(笑)
      これまでにも何点か2対1のシチュを書いてきましたが、どれも書いてて楽しかったです。3人というのが、絶妙な関係性を生むのかな、なんて思っています。
      カウントダウン、気に入っていただけてホッとしました。初めての試みだったので、ちょっと不安もあったのですが…
      個人的に興味のある分野なので、研究しながら、今後の作品でも盛り込んでいけたらと思います。
      女教師のお話、お待たせしてしまい申し訳ありませんが、いつか書けたらと思っていますので、もうしばし、お待ちくださいm(_ _)m